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床下エアコン

を設置しました。
厳密に言うと、暖気を床下に吹き出すです。
エアコンは高い位置に壁掛という先入観をお持ちの方が多いと思いますが、床のすぐ上にエアコンを設置します。

こんな感じ。
さすがにこの位置にエアコンだけがあると奇妙なので、テレビ台の中に隠れるように設置します。
エアコンの正面に格子が付き、上にはカウンター天板が付きます。
床に空いている穴から床下に暖気が吹き出します。
このエアコンは一般的に14畳用として家電屋で売っているものですが、それほど一生懸命運転しなくても暖房はこれ1台で家中暖かくなります。
電気代も安い。

これはエアコンの直下の床下の画像。
水色は基礎の立ち上がりに貼ったです。
基礎ごと断熱してしまう事で床下を室内と同じ温熱環境にしています。
床下エアコンをするには、この基礎断熱と建物全体の高い断熱性能が前提となります。
基礎立ち上がりに斜めに立てかけた白い板は手製の制風板です。
エアコンのルーバーを真下に向けただけだと温風が跳ね返ってしまうので、この板で温風を前方に送ります。
基礎内部に温風を遮るものがなるべく無く、床下全体に暖気が広がるように基礎の立ち上がりの配置も工夫しています。
ちなみにエアコンの頭だけ出して、本体の半分を床下に埋め込んだ方が暖気を遠くに飛ばしやすいのですが、リモコンの受光部が本体下の方にある機種だったので、今回は床上ギリギリへの設置としました。

格子と天板が付いたところです。
そこにエアコンがある感じがしませんね。

「ほんとにこれ1台で家中が暖かくなるの?」と思われる方は、3/5ので体感してみる事をおすすめします。
見学会のご案内はこちら↓

松島湾を望む家 完成見学会

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