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水道町の家 上棟

週末は、から高速バスで4時間、さらに新幹線で30分、新潟の長岡で施工中の住宅の上棟式へ行ってきました。
この家は長岡の池田組さんとのコラボです。
以前のブログでは「コラボ」というタイトルでした。
「いえらぼ」は池田組さんの住宅事業部のブランド名ですが、最近その名前がローカルライフスタンダードに変わったので今度はなんと呼べばいいのやら・・・(長くて省略しづらい・・・)。

それはさておき、お昼過ぎに現場に到着すると大工さんが屋根の垂木を掛けているところでした。
登り梁と垂木が二重にかかっている状態ですが、この家は内部勾配天井、登り梁一部現し、屋根の断熱グラスウール300mmなので、の厚みを保ちながらいかに軒先をすっきり見せるかに注力しました。
なにげなく見える部分ですが、こう言ったところについてもどうしたらいくつかの要求を同時にかなえられるのか?意図と施工のやりやすさを両立できるのか?池田組さんの担当者と何度もやりとりをして決めています。
こう言ったやりとりを設計段階から出来るのがコラボの良いところです。

現場の看板も作って頂いてました!

上棟式前に担当者と数時間の打ち合わせをし、いよいよ夕方から上棟式です。
関係者で2階に上がり、大工さんが祝詞を唱えます。
最近にしては珍しく餅撒きも行いました!
お施主様は、ご近所の方が集まってくれるか心配しておられましたが、沢山の方に集まって頂きました。
昔からあるこういった行事は、その地域の共同体のつながりを作るためのものなのだなぁということを再認識。
お施主様おめでとうございました。

本日はここまで。
雨が降っても大丈夫なように屋根を養生し、週明けからの作業に備えます。
棟が上がったところでこんな感じ。
周囲に対して控えめに見えるように高さを低めに抑えてあります。
道路側下屋の垂木がまだ掛かっていませんが、下屋の軒がかなり低い位置まで下がってくるので、道路から見た時の落ち着きがあるはずです。

模型と比べてもスケール感は間違っていないようです。

完成が楽しみです。

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