マンションリノベ見学会のご報告
長町南のマンションリノベ見学会にお越しいただいた皆さまありがとうございました。
今回はなぜかプロの方のご来場が多かったです。
これは喜んでいいのか??
空き時間に写真撮影も行いましたのでここでご紹介します。
まずはbefore写真。
そして、after。
左写真:リビングからキッチンを見たところ
右写真:洗面室と浴室
左の写真、リノベ前は普通の天井でした。この区画は最上階のため躯体は勾配天井でした。
躯体に断熱材を吹いて、勾配なりに木製のルーバーを貼りました。
ルーバーとルーバーの間にはライティングレールがあり、スポットライトなどを取り付けることができます。
キッチンは冷蔵庫の置き方などまったく考えていないレイアウトだったので変更しました。
洗面室と浴室は洗濯機パンがあったところを洗面カウンターに変更し、ユニットバスはフィックスガラスの間仕切が入れられるタイプにして、少しでも広さを感じられるようにしました。
ユニットバスの床の色に合わせて洗面室も似た色のタイルで仕上げています。
一般的に浴室に入るところで段差が付く場合が多いのですが、私としてはこれはどうも取って付けたようで好きになれない。
なので、あえてリビングから洗面室に入るところで10cmの段差を付け、床仕上げもそこでタイルに切り替えています。
リビング床は杉のフローリング、洗面室の床は黒のタイルなので、コントラストが大きく違うため段差があっても認識されやすくなっています。
キッチンを正面から見てみます。
手前がシンクトップ、幅の広いカウンターで通路側から作業の手元は見えません。
通路側のカウンターの下は収納になっていますが、手掛けが見えない作りでぱっと見は壁のように見えます。
奥がコンロトップで、コンロの奥と脇の壁はモールテックスで仕上げています。
ステンレスの天板以外は家具屋さんが作って現場で天板と合わせています。
こちらはリビングとは反対側の子供室からリビングの方を見たところ。
右手は玄関。
土間を少し広げて玄関収納を吊っています。
この下には趣味のロードバイクを置きます。
収納の下の照明はそれを照らすためのもの。
この辺はもっとオープンにしたいところですが、このマンションは構造の壁が多くあまり大きな間取りの変更ができませんでした。
下がり壁の高さも今どきの2mよりも低い。
それでも、制約がある中で何をどう変えて良くすることができるのか考えるのがリノベーションのおもしろいところでもあります。