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太白の家 地鎮祭


昨年夏から打ち合わせ、プランをしてきたがようやく着工を迎えます。
先日は工事に先立ち地鎮祭を執り行ないました。
やや花曇りのお天気でしたが雨が降らず幸いでした。
土地の神様に工事の安全とご家族の幸せを祈願します。
お子様が生まれたばかりの若いご夫婦のために工事関係者一同身の引き締まる思いでした。

こちらはテーションの時のスケッチ。

仕上げ等が若干変更になりましたが、おおよそ初回プレゼンの通りに進めることとなりました。
実はこれが一番いいパターン。
我々者はプランする時に頭の中で、あるいは手を動かして実に多くのパターンや可能性について考えています。
ファーストプランは言ってみればその集大成ですので、一般の人たちが思うのとは逆にあれこれいじり回すのは整合性が崩れたりして、悪くなることはあっても良くなることはほとんどありません。
元のプランに手を加えるくらいならもう一度ゼロから考え直した方がいいのです。

模型で見るとこんな感じ。
変則的な平面のボリュームに緩やかに勾配した大きな屋根をかぶせています。
平面が変則的なのは、敷地の形状に則っています。
平面形状は不規則ですが、屋根は一枚屋根。
そこにできた余白が広いデッキとなります。
この部分はが付くので半屋外的な使い方もできます。
敷地が真南からかなり東に振れているため軒だけでの日射遮蔽は難しく、外付けブラインドはその日射のコントロールをするためでもあります。

今回はでクロワッサンの店をやっているリディアルさんとのコラボ。
土地探しや住宅ローンのコーディネートと施工を担当してくれています。
大工さんは私の設計した「素顔の家」「大黒柱のある家」「七ヶ浜の家」を施工してくれた大工さん。
阿吽の呼吸でいけるのか?
夏の終わり頃の完成目指して現場へ通います。

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