3.5間角の平面に方形屋根を乗せた小さな家。ぐるっと下屋を付けることで外観に安定感が生まれ、アプローチやデッキ下の空間が豊かに使えるようになる。外見の小ささとは裏腹に内部はほぼ一体空間。西側に眺望の開ける敷地で、西と南のコーナーは完全に引き込める木製サッシなので開放感がある。戸袋の中には簾戸が仕込まれ、夏の西日を遮り気持ちのいい室内空間を作り出す。
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