志波姫の二世帯住宅
風景に溶け込むのびやかな家
目の前に水田が広がり、冬には白鳥もやってくる場所。二世帯それぞれの適度な距離を確保するために各世帯を異なる形の屋根を持つボリュームに分け、間に挿入した箱のようなボリュームで繋いだ。この箱部分は秋保石敷きの土間となっており、冬はヒートチムニーとして熱を蓄え、夏は外付けブラインドで日射をコントロールする。収容台数の多い車庫は広がる風景に馴染むよう水平ラインを強調した。
- 構造 / 木造
- 階数 / 地上2階
- 面積 / 175.19㎡
- 場所 / 宮城県栗原市
- 竣工 / 2021年