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夏に暖房?

宮城はここ数週間雨が続いています。
梅雨は明けていませんが、もう7月も終わりそうです。

そんな時期に我が家()では暖房しています。
もちろん我慢大会ではありません(笑)。
暖房しているのはこちらのです。
(床下は収納も兼ねているので物がいろいろあり見苦しくすみません。)

今朝は珍しく雨が上がり、風もあったので窓を開けました。
家の中がジメジメするとほとんどの人は窓を開けると思います。
確かにちょっとの間、風は気持ちよかったです。
しかし、外の水蒸気が室内に入ってきて、室内の湿度が高くなってしまいました。
家の中の湿度が高くなると、不快なだけでなくクローゼットの衣類がカビたり色々と困ったことが起こります。

そんな時はで冷房します。
冷房は家の一番高いところにある小さなエアコンで行います。
冷気は吹き抜けを通じて家全体に行き渡ります。

除湿をしたい時、エアコンの除湿モードを使う人が多いですが、実は冷房の方が除湿の効率はよく電気代も少なくて済むいうことは意外と知られていません。
冷房中、外のドレンホースから水が出てきますが、あれが除湿された水分です。
つまり、冷房=除湿なのです。

しかし、梅雨時でまだ気温がそんなに高くないので、冷房を続けていると寒く感じてしまいます。
そこで、床下のエアコンの登場です。
吹き抜け上のエアコンで冷房して床下のエアコンで暖房すると、寒くなった分を温めてくれ、温度が上がった分相対湿度も下がります。
最初80%あった湿度は2時間ほどで65%まで下がりました。
暑くも寒くもなくカラッとしていて実に気持ちいいです。
エアコンって電気代がかかるというイメージがいまだに多いですが、実は冷暖房器具の中では一番効率が良いかもしれません。
冷房は一部の例外を除いてエアコンでしかできないですし、この時期の暖房は外気温との温度差がほとんどないので負荷がほとんどありません。
もちろん、躯体の断熱性能がある程度以上の建物でないと意味がありません。

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