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竹富島の集落

研修行という名の家族旅行で石垣島とに行ってきました。
竹富島は石垣島から船で15分くらいのところにある小さな島です。
赤い瓦屋根の家々と白いサンゴ砂の道が有名で、伝統的建造物群保存地区(伝建地区)に指定されています。
伝建地区とは言っても、テーマパーク的なものではなく島の人たちが暮らすのどかな集落です。

高い所から見るとこんな感じ。

屋根が風景を作っているのがわかります。
鉄筋コンクリートの建物もちらほらありますが、屋根、石垣、白い砂の道がこの集落の景観を統一感のある美しいものにしています。
屋根は寄せ棟で瓦の隙間はで埋められています。
この辺りは台風の通り道なので、どの方向から風が吹いても抵抗にならない様に、瓦の隙間から雨が入り込まないようにという工夫と思われます。

しかし、かつては茅葺き屋根だったそうで、わずかですがこのような家も残っています。

この屋根でどうやって毎年やってくる台風を耐えていたのか興味があります。
この家は民宿の建物なのですが、民宿のお兄さんの話では雨漏りはするし、茅葺き職人はいないしで維持管理が大変とのことでした。

日中は三線の弾き語りをしながら観光客を乗せた水牛車がゆっくりと走っているのですが、子供たちがお昼寝している間、その三線の音色を聞きながらスケッチしてみました。

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