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エアコン取り付け


私の自宅「」に冷房用のを取り付けました。
エアコンなのでもちろん暖房もできますが、用途としては冷房用という意味です。
今年が2度目の夏なのですが、昨年の夏はエアコン無しで過ごしました。
いわゆるナイトパージと言うやつで、夜間窓を開けて冷気を取り込み、朝起きたら窓を閉める。
我が家の場合、外気温が32℃とかになっても、これで夕方頃まで30℃を超えることはありませんでした。
ただし、ナイトパージだと湿度のコントロールが難しいということがわかりました。
温度が28℃とかでも湿度が70%だと、不快指数は78.4と結構高くなります。
むしろ下げたいのは温度よりも湿度(水蒸気量)なので、やはりエアコンを付けることにしました。
取り付けるのは、この家の一番高い場所、冷気はここから家全体に行き渡ります。
サイズはよく言われる6畳用、2.2kwです。
お値段は5万円もしないのでコスパも良い。
そんな小さいエアコンで家中冷えるの?と思われるかもしれませんが、エアコンの畳数表示は言ってみれば無断熱の家での話。
冷房負荷を計算するとこの大きさで足りると言う結果になります。
運転してみての体感としてもまったく問題なし。
冷たい空気は下に降りるので、1台のエアコンで家中に冷気を行き渡らせるためには、冷房のためのエアコンの取り付け場所は家の一番高い位置が良いのですが、一般的に吹抜けの上というのは手の届かない場所なのでフィルターの掃除等ができなくなってしまいます。
しかし、この家は屋根に登るメンテナンス用のはしごがありますので、フィルターの掃除等も問題ないということで、当初からこの位置に冷房用のエアコンを取り付ける準備がしてありました。

ちなみに、暖房用のエアコンは1階の床下にあり、冬場はそのエアコン1台で家中を暖房することが可能です。
床下にある理由は、冷房の場合と逆で暖かい空気が上に上がる性質があるからです。
以上の様に建物に十分な断熱性能があれば、大袈裟な暖房設備や冷房設備が必要ないので、設備にイニシャルコストを下げることができます。
さらにランニングコストも下げることができるので、建物の断熱は最初に確保しておくのがいいですね。

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