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鷺ヶ森の家 追い込み中

の工事が追い込みに入りました。
11月中旬完成予定です。
も行う予定ですので、追ってお知らせします。

こちらはダイニングの写真。
延べ床面積わずか21坪という島史上最も小さな家ですが、全開する、空の見える窓、吹抜けで狭さは感じさせません。

屋さんがの下地を塗っています。
内部の壁は漆喰に粒子の細かいケイ砂を混ぜてざらっとした感じに仕上げます。
ツルッとした漆喰に比べてテカリがなく光を柔らかく拡散させます。

ほぼ設計島の標準仕様となりつつあるハーフユニット+の浴室。
TOTOさんの詳細図がいまいち不親切なため、洗面脱衣室と浴室を仕切るフィックスガラスの枠回りは毎回大工さんの頭を悩ませています。
が、今回も設計者と大工さんが知恵を出し合って上手く納めることができました。
壁の青森ヒバ縁甲板を貼って、ハーフユニットの上一段のタイルを貼れば完成です。

こちらもほぼ標準仕様の製作取付中の風景。
ワークトップ下にキャビネットや脚がないのでフロートキッチンと呼んでいます。
一般的なシステムキッチンの引き出しはパーティクルボードやポリ合板などでできていますが、このキッチンは引き出し内部も全てステンレスです。
ずっと一緒にやっている桃ノ木製作所N君がはるばる埼玉からやってきて取り付けてくれました。
N君と始めて出会ったのは、神戸から中国天津へ向かう船でした。
その後、僕はアジア横断、アフリカ縦断、N君はシベリア鉄道で北欧へ向かい自転車
帰国後二人とも独立し、僕の設計した家のキッチンを作り続けてくれています。

いつも一緒にやっている方は、こちらの伝えたいことやりたいことをすぐにわかってくれるのでとても助かります。
このように沢山の職人さんの手で完成を目指しています。

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