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日本エコハウス大賞シンポジウム報告(1)

1月25日、大寒波の中、東京へ行ってきました。
新宿OZONEで開催される日本大賞のシンポジウムに参加するためです。
今回は聴講者ではなく、なんと!スピーカーとしての参加です。

これまで小さな講演はしたことがありますが、約200人を前にして40分話すというのは初体験です。
しかも、東京で(と、田舎者の私は思ってしまいます。)、憧れ、尊敬している先生方の前でとなるとプレッシャーも倍増でした。

講演タイトルは「高断熱高気密が大キライな私がエコハウスを建てたら」という挑発的なものを主催者側から与えられました。
聴きに来ている人たちは、高断熱高気密やエコハウスを作っている人が多いので、完全にアウェーな感じです。

私の話の内容としては、

・受賞作であるスキップするトンネルハウスの概要を説明。
・そこで暮らしてみての感想。
・冬の暖房、夏の冷房とその温熱環境について。
・蓄熱の効果について。
・なぜ高断熱高気密が嫌いだったのか。
・その誤解が解けたのはなぜか。
・私の考えるエコハウス。

以上の内容についてお話ししました。
詳しくは書きませんので、知りたい方はお問い合わせください。

初体験の割には良い緊張感の元、まずまず楽しんで頂けたのではないかと思います。

私は前座ですので、その後、審査員の先生達のお話がありました。

その中で印象に残ったのは、前先生が私の上げたボールを見事にゴールに決めてくれたことです。
私は蓄熱の効果を定量化するのは難しいと話したのを事前の打ち合わせも無いにも関わらず、私が話している間にスライドに落とし込み、蓄熱効果の計測方法について私の疑問に答えてくださいました。
その頭の回転、作業の早さに感激しました。

もう一つは堀部さんと私の考えていることが近いということでした。
実は堀部さんを追いかけてきた私の方が堀部さんに近づいただけなのかもしれませんが、これは嬉しい発見でした。

詳しくは次回のブログに書ければと思います。

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