仕事はじめ
本日は今年の仕事始め。
午前中は新規のお客さんとの面談と幸先の良いスタートとなりました。
午後は仙台市のお隣、名取の(仮)名取ベリーズファーム(パン屋さん)の現場へ行ってきました。
(仮)とあるのは、お店の名前がまだ決まっていないためです。
本日のミッションは配筋検査です。
今回は立ち上がりのないフラットベット型と言われる基礎形状なので、地中梁や外周部の配筋がいつもよりゴツくなっています。
この後、外周部に断熱材を貼付け、明日コンクリートを打設します。
お天気が気になるところですが、天気予報では曇り、なんとかコンクリートの打設はできそうです。
今の時期は気温が低いのでコンクリートの強度を補正します。
気温が低い分硬化が遅いので、その分の強度をあらかじめ上げておくというわけです。
さらに、コンクリート中の水分が凍ってしまわないよう型枠にはヒーターを取り付け、基礎の上はシートで全面を覆い養生します。
基礎は文字通り建物の元となる部分ですので念には念を入れて施工します。
さて、この建物、先にパン屋さんと書きましたが、正式には(仮)名取ベリーズファーム六次化施設と言い、その中のパン屋さんです。
六次化とは、1次産業の農業と2次産業の製造業、3次産業のサービス業を足したもので、この農地で収穫した材料で製品として製造加工し販売までするという新しい産業形態の事だそうです。
写真の基礎の隣には大きなビニルハウスが写っていますが、この中で栽培したブルーベリーと周囲の畑で穫れた季節の野菜などを使ってパンを作り販売する予定です。
カフェも併設されておりテイクアウトも出来るので、パンとコーヒーを買ってハウスの中のウッドデッキで食べたりも出来るとのこと。
こちらは植えられたばかりのブルーベリーの苗木。
収穫出来るまでには2、3年掛かるそうですが、2、3年後にはここでブルーベリー摘みもできるようになります。
甘いものが好きなので、個人的にはブルーベリーのタルトなんかを作ってもらえると嬉しいです。
パン屋を作るパン職人さんは、某有名店で修行した方とのことなので、パンブームにあやかって沢山の人が来てくれるといいなぁと思います。
今年の春頃(4月?5月?)にはオープンとのことなので、パン好きな方はぜひ足を運んでみて下さい。