海の家
海辺でスローに暮らす家
秋田県男鹿半島、日本海に面して建つこの家は単身者のために建てられた小さな木の箱である。海辺は厳しい自然環境だが、クライアントは「海を眺めながら不自由な暮らしがしたい。」と言った。派手ではないが豊かな暮らしのために、海へ向かって開く大きな窓と薪ストーブが置かれた。部屋は基本的にひとつながりの空間となっている。外観は、やがて周辺に建つ漁師の番小屋となじむよう杉板貼りとした。
- 構造 / 混構造
- 階数 / 地上2階
- 面積 / 82.11㎡
- 場所 / 秋田県男鹿市
- 竣工 / 2002年