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フェザーフィール仕上げ

今日のお話は内装仕上げ。
内装は一般的には石膏ボードを貼って、その上になにがしかの仕上げをします。
最もよく見かけるのがビニルクロスです。
実にバリエーションが多く、石目調、木目調、和紙調、土壁調なんでもあります。
恐るべし印刷技術!
でもつまりは偽○○って事ですよね?
なので、そういったものは使いません。
今回、で使うのはこれ。


白すぎてなんだかわかりませんが、和紙です。
厳密に言うとドイツ製なのでドイツ紙(?)か。
コバウと言う厚手の和紙のようなものです。
貼るとこんな感じ。


ほぼ真っ白です。
この部屋はこれで仕上げなのですが、コバウは本来その上にと言う材料を塗るための下地です。
同じ下地で仕上げありかコバウのままと言う選択が出来るのが良い。
コバウの上に塗るのはこれです。


ドイツ、プラネット社のフェザーフィール。
袋の中には白い粉が入っています。
ドイツ語はわからないので、袋に書いてある文字を翻訳ソフトで翻訳してみると「大理石の粉の色」と出てきます。
主成分は大理石の粉つまり石灰粉です。
これを水に溶いて塗ります。
kaseinはガゼイン、つまりタンパク質の一種です。
石灰の粉を科学的な接着剤などを使わずに塗ります。
の様にコテで厚みを持たせて塗る事もローラーで塗料の様に塗ることもできます。
珪藻土や漆喰は、石膏ボードの継ぎ目にテープなどを貼って割れを防ぎますが、フェザーフィールは下地にコバウを全面に貼っているので割れに強いのも特徴です。

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