（仮称）名取ベリーズファーム六次化施設の工事がもうじき終わります。堅苦しい名前ですがパン屋です。
併設されるブルーベリー農園と周辺で栽培されている野菜などを加工販売するということで、１次産業＋２次産業＋３次産業ということで６次化。
お店の名前も決まったようですが、ここではまだ発表できません。

施工はnegla設計室さん。
昨年末に開始が遅れた工期をがんばって取り戻してくれました。

田んぼの真ん中の県道を行くと満開の梅の木の後ろに見える姿は様になります。
70cm×90cmのサッシを４つ並べて格子窓の様にしたのが外観上のポイント。

内部は小さなカフェスペースとパン屋さん。
パンへのこだわりと同じく、主に自然素材を使ったザックリした印象のインテリアです。
ヘルシーなパンには接着剤やビニルクロスの匂いは似合わない。

これはパン売り場のレジ上の壁。
同じ建物内にパン屋とカフェと言う別々のお店が入るので、内部なのに外部の様な感じにするために杉板外壁でよく使われるよろい貼りとしました。
石膏ボードの部分はオーナー自ら漆喰を塗られるということで、お手伝いしてくれる方募集中です。

パン工房は飾りのない無骨な空間。
つい先日、パンづくりに欠かせない様々な機材が搬入されました。
パン作りにどんな機械が必要なのか自分でも良く知らなかったのですが、この仕事で多少は詳しくなりました。
パン屋の設計ができる設計事務所になりましたので、パン屋さんを開業したい人お待ちしております！（笑）
職人さんは某有名ベーカリーで働いていた職人気質のブーランジェなので、パンも期待できそうです。

植えたばかりのブルーベリーが収穫できるようになるまでには２年くらいかかるようですが、夏にはブルーベリ摘みのついでにパンを買ったり、カフェで過ごしたりできるようになるとのことです。