あけましておめでとうございます!
皆さま
あけましておめでとうございます。
実は今年は設計島建築事務所を始めて20周年という記念すべき年となります。
20年もやっていて未だに一人で細々とやっておりますが(外部のプロジェクトスタッフは数人という体制)、引き続きマイペースで進んでいこうと思います。
さて、今年は3件の竣工予定です。
一つ目は、一昨年から計画中の動物病院併用二世帯住宅で、昨年着工し、今年の春に竣工予定です。
こちらは設計島史上最大規模の案件で、初めて大型パネルを採用しました。
大型パネルをやってみたことで、今までなんとなく好き嫌いで考えていた木造建築のあり方について深く考えるいい機会を得ました。
二つ目は、宮城県北部栗原市でまもなく着工する2世帯住宅です。
目の前に田んぼが広がる農村風景の中で小さな集落となるような多棟型っぽい構成の住宅です。
年々高性能化する断熱ですが、初めて外壁300mm断熱を試みています。
三つ目は、仙台市富沢で3件目となる富沢の家3です。
このエリアでの設計は3件目ですが、それぞれ異なる敷地でそれぞれ異なる解き方をしています。
異なる解法ではあるものの根底に流れる思想は同じわけで、それが新たに開発されつつあるこの地域に良い影響を与えられないかと考えています。
現場回りが忙しくなりそうな1年ですが、住宅や建築のあり方や持続可能な社会を考える姿勢は崩さずに行こうと思っておりますので、本年もよろしくお願いいたします。